ホリエモンこと堀江貴文が、自身のメルマガに寄せられた質問に答えるYouTube番組「ホリエモンチャンネル」。『堀江貴文のQ&A「生き方は自由!!」〜vol.777〜』では、ホリエモンが自説としてよく提言している「将来は今でいう遊びが仕事になっていく」の意味を解説。
今回取り上げたのは
「遊びが仕事になってくれば、 ますます大学へ行く意味がなくなってくると思います。むしろ、遊びを教える専門学校が増えてくるのではと思います。それでも、遊びよりも、大学へいってアカデミックな事を勉強したいというニーズはあるはずなので、それなら勉強がそのまま仕事になってもいいじゃないかと思うのですが、この辺はどうでしょうか」
という質問。
ホリエモン「誰かの利益にならないのなら、仕事にはならないよね」
ホリエモンは「勉強することが誰かの利益になるのであれば仕事になってもいいと思うけど、何かを得たくて勉強するのなら仕事にするのは難しいかもしれないね」と回答。
AIによってやらなければならないことが減り、将来は遊びが仕事になっていくというホリエモンの持論に影響を受けた質問者は、それによって現在大学でやっているような勉強も仕事になるのではないかと考えている。とはいえ、ホリエモンも回答しているように、人の行動が仕事になるかどうかはその内容ではなく、それが誰かの利益になるかどうかにかかっている。
例えば、勉強の過程を公開することが誰かの学びや娯楽に寄与するのであれば勉強するだけでもお金が稼げるだろうが、自分がどんなに勉強が好きであってもそれが他者に利益をもたらさないのなら、そこにお金を払ってくれる人はいないだろう。
ホリエモンは、「そのわかりやすい例は哲学者だよね」と発言。
たしかに、哲学者は個人的な悩みを考え抜くことが結果として誰かの悩みに影響を与えることで利益を得ていたという意味では、質問者のいう勉強を仕事にできた例だといえる。今回のゲストで哲学ナビゲーターを名乗り『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』などの著書を持つ原田まりる氏も、概ねこの意見に同意。実際、哲学者は定職に就かない、今のニートのような身分で活動を続けていた人も多いのだ。
今はニーズがあればビジネスが成立する時代?
YouTubeホリエモンチャンネルで採用しています質問はホリエモンのメールマガジン「堀江貴文のブログでは言えない話」のQ&Aコーナーからピックアップしています。メールマガジンでは毎週、読者から寄せられる質問全てにホリエモンが答えてくれます。あなたの悩み・疑問をホリエモンにぶつけてみませんか?
■堀江貴文メールマガジンの登録はこちら!http://horiemon.com/magazine/
Text=U-NOTE [ユーノート] http://u-note.me/
「遊びが仕事になる」のなら仕事の定義って? ホリエモンが解説する、仕事になること、ならないこと|U-NOTE [ユーノート] http://u-note.me/note/47507021
http://weblog.horiemon.com/100blog/35778/