4/29、ニコニコ超会議にて「堀江貴文 ブログでは言えないチャンネル」が放送された。要は、ホリエモンが様々なゲストを迎え、言いたいことを言いたい放題言うチャンネルである。
そこでホリエモンによって語られたのは、「内視鏡“専門”クリニックが面白い!やりたい!」という話。なぜホリエモンは「内視鏡“専門”クリニック」に着眼しているのか? そこで行われた2ちゃんねる元管理人ひろゆき氏とのやりとりを交えてご紹介しよう。
“専門”にするメリットは「寿司職人が何年も修行するのはバカ」論に共通!

「なぜ“専門”にする必要があるのか?」と首を傾げた皆さん。ホリエモンの答えはシンプルだ。「専門にした方が、場数を踏めるから技術が上がるじゃん!」。
これは、以前話題になったホリエモンの「寿司職人が何年も修行するのはバカ」「今時、イケてる寿司屋はそんな悠長な修行なんてしねーよ。センスの方が大事」論に共通している。「寿司職人が何年も修行するのはバカ」と聞いて、「修行」や「下積み」に美徳を感じる多くの日本人は眉をひそめたであろう。
しかし、開店からわずか11ヶ月の寿司屋「鮨 千陽」が「ミシュランガイド京都・大阪2016」に掲載され、さらにはそこで寿司を握る料理人が全員、寿司経験1年未満だという事実を見れば、「修行」や「下積み」への日本人の盲信を疑わざるを得ない。
そう、彼らがなぜ寿司経験1年未満で「ミシュラン掲載」という快挙を成し遂げ得たのか。それは、「回転寿司屋でのトレーニング・圧倒的な場数」なのである。
回転寿司で、握って握って握りまくり、ミシュラン!

なんとまあ、彼らは、いわゆるカウンターで食べるちょっと高級な寿司屋(たちの寿司屋)ではなく、回転寿司屋で、「握って握って握りまくる」ことにより、僅か1年未満の期間で「ミシュランも認める握り」の技術を習得したというのだ。
そう、この例から見ても、とにかく大事なのは「場数」なのだ! とホリエモンは言う。
ひろゆき氏、登場! ホリエモン×ひろゆき氏対談!

ホリエモン:内視鏡も“専門”クリニックにした方が、技術も向上するしスピードも上がり、より効率的に予防医学を世の中に提供できるようになると思うんだよね。今は病気になってから「治療」にお金をかける時代だけど、病気になる前に「予防」にお金をかける時代をつくりたい。例えば、アメリカでは国策で「年に1回は内視鏡をやりましょう。その方が保険料がお得ですよ!」ということを行い、結果大腸ガン患者はが右肩下がりに減った。日本においても、健康保険組合がもっと「予防」に力を入れられるような制度や仕組みを作るべきだよね。今は全然機能していない。だからこそ、「東京内視鏡“専門”クリニック」をつくりたい。専門性をもたせて一つの技術に特化した方が、技術が上がるだけではなくコストも抑えられるからね。
ひろゆき:でも、なかなか「修行より場数が大事」というのは社会に理解されないですよね。
ホリエモン:まあそうだね。けど、絶対に専門性を持って場数をこなすほうが効率的。これは何ごとにも言えるんだよね。だからみんな、何ごとにおいても「回転寿司屋で、握って握って握りまくる方式」を取り入れるべきだよ。
ひろゆき:でも、回転鮨屋って、米の部分はロボットが握ってて、職人風の人がネタを上にペロっと乗せているだけっていう店も結構ありますよねwwwwww
ホリエモン:……。
まとめ!

……ひろゆき氏の破壊的な一言と、天性の“煽り顔”で幕を閉じた本議題。ホリエモンはこれに対し「まあ、そうだけど(笑)。でも、いずれ人間より美味しいお寿司を握れるロボットが出てくるんだろうなあ~」とのこと。
それに対しひろゆき氏は「たしかにそう。でも、一流職人レベルのお寿司を握れるロボットが開発されるのは、まだまだ先だと思いますね。中流職人レベルだったら、すぐに開発されると思いますけどw」と語ったのであった。
Text:西内悠子(りむちゅん)
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